iPhone12年の軌跡!!歴代iPhoneのスペック比較
「ガラケー」と呼ばれる携帯電話全盛期の時代も終わり、「スマホ」と呼ばれるスマートフォンが当たり前の時代となりました。
日本国内では、「スマホ」の中でもiPhoneのシェアが非常に高く、スマホユーザーの6割以上がiPhoneとのことです。
iPhoneの良さは使ってみれば一目瞭然で、シェアが高いのも頷けます。
そんなiPhoneの歴代の機種を振り返り、スペックを比較することでその進化を見ていきたいと思います。
歴代iPhone一覧
歴代のiPhone全モデルを並べると物凄く横長の表になりましたね。
そのバリエーションの多さに改めて驚きます。
まず、iPhoneが日本に導入されたのは、2009年の6月。最初はソフトバンクのみが取り扱っていました。
iPhone 3GSと呼ばれるモデルですが、今の機種と比較すると大きさも小さく、性能面でも現行のモデルと比べるとお世辞にも高性能とは言い難いスペックですね。12年の進化は凄まじいものがあります。
そして、2011年10月発売のiPhone 4Sからauが、2013年9月発売のiPhone 5Sからドコモがそれぞれ取り扱いを開始しました。
これにより、大手3社すべてがiPhoneを取り扱うことになり、一気にシェアが広がっていきました。
iPhone 5までは、1種類のサイズのみの展開でしたが、iPhone 6より、iPhone 6plusと呼ばれる、ひと回り大きなサイズも登場しました。
ディスプレイサイズが大きくなることで一度に表示できる情報量が増え、WEB閲覧の快適さも増しました。
iPhone 5SからはTouch IDと呼ばれる指紋認証も導入され、ロック解除時のパスコード入力がワンタッチで行えるようにもなっています。
iPhone 7では従来のイヤホンの常識であった3.5mmのジャックが廃止され、それにより防水機能が搭載されました。
このジャック廃止に関しては、かなり賛否両論がありました。標準イヤホンがLightning端子に挿すタイプのため、イヤホン使用時に充電が出来ないというのは、かなり不便でした。
オプションで二股にするケーブルも売られていましたが、標準状態でイヤホンと充電が同時に出来なかったのは非常に問題視されていました。
しかし、これについては時代が進むにつれて「AirPods」などのBluetoothによるイヤホンが主流となり、今では気にする人もほとんど居なくなりました。
そして、iPhone Xからは、iPhoneの象徴でもあったHOMEボタンが廃止されました。
ジャック廃止に続いて、かなり冒険した仕様変更でしたね。
これにより指紋認証も廃止となり、代わりにFACE IDと呼ばれる顔認証が採用されています。
HOMEボタンが廃止されたことにより、画面が縦方向に長くなり、より多くの情報を表示できるようになっています。また、HOMEボタンが無くなっても基本的な操作性は維持している点は、さすがiPhoneと思います。
その後、11、12、13と進化していきますが、それと並行にiPhone SE(第2世代)を発売。
こちらはHOMEボタンが付いているモデルであり、高騰した主モデルに対して廉価版という位置付けとなっています。
廉価版と言えども、iPhone11と同じCPUを搭載しており、コストパフォーマンスが高い機種として人気です。
iPhone 最新機種の比較
2020年10月にiPhone 12シリーズが発売、その約1年後の2021年9月にiPhone 13シリーズが発売されました。
iPhone 12シリーズからは、iPhone 12、12 Pro、12 Mini、12 pro MAXと4つのバリエーションとなり、iPhone 13シリーズでも踏襲されました。
iPhone 11シリーズでは、iPhone 11と iPhone 11 Proでディスプレイや本体のサイズが微妙に異なっていましたが、iPhone 12シリーズでは統一されています。
iPhone 12でもかなりハイスペックな機種となっていますが、iPhone 13では更に進化しています。
CPUがA14 BionicからA15 Bionicに進化、ストレージ容量も一段階増えて、最大で1TBまで拡大されました。
本体のサイズとしては縦横は同じですが、厚みが若干増しています。
そして、すべてのキャリアにおいてSIMフリーで発売されています。
2021年10月からSIMロック禁止となるのに先駆けて対応したかたちとなります。
iPhone 13に関して言うと、12からの進化点はあまり多くないので、マイナーチェンジ的な位置付けようにも思えます。
旧モデルを使用していてそろそろ買い替えを…と検討している人にはオススメできると思います。
まとめ
2009年にiPhoneが発売された時には、「すごいのが現れたな…これ以上何が進化するんだろう…」と思っていましたが、その後年々進化を重ね更なる進化を遂げていますね。
昔のモデルでは最新のOSが動かないくらい、性能に大きな差が見られています。
ライバルのAndroidも同じくして着々と進化しており、スマホ時代は益々楽しくなりそうです。