めざせエクセルマスター 〜Microsoft Excel入門〜 「出席表を作ってみよう:COUNTIF関数」
Microsoft Excel 使いこなせてますか?
そう聞かれて「Yes!」と自信満々に答えられる方は素晴らしいです。
しかし、そうでない方も多数見えると思います。
普段は部下に丸投げで実はExcelの使い方が分からない上司の方…
パソコンは苦手で、何度聞いても分からないという方…
そんな方々も悲観する必要はありません。
少しずつ使っていけば、様々な便利機能を使いこなすことができます。
Microsoft Excelの使い方を博士がやさしく教えてくれます。
Excel初心者の「えみたん」と一緒に学びましょう。
博士ー!!
出席表作らないといけないのー!!
やあ、えみたん
出席表かい?
それならCOUNTIF関数じゃな
こうんちふ?
ふぉふぉふぉ、「カウントイフ」じゃ
条件に一致する数を算出してくれる便利な関数じゃ
よくわかんないけど、教えて!教えて!
よし、早速Excelを開くのじゃ
開いたー
では、早速データを入力するぞい
B列に氏名、C列に出欠を打ち込むのじゃ
カタカタカタ…
できたー!!
うむ、そうしたらB11に「出席」、B12に「欠席」と入れるのじゃ
こうかな?
そうじゃな
そうしたらC11に「出席」の計算式をいれるぞい
そのまま入力してもよいが、「関数の挿入」を使うと便利じゃぞい
「関数の挿入」?
メニューの数式を開くと一番左に出てくるのじゃ
fxのマークのアイコンじゃな
あった!
開くと関数が一覧になって表示されるので、使いたい関数を選ぶのじゃ
関数は沢山あるからのう…
まずは分類を選択して絞り込みじゃ
分類?
そうじゃ
枠の右側の「v」をクリックすると、分類が選べるのじゃ
今回は「統計」を選ぶのじゃ
統計…っと
関数の一覧はアルファベット順になっておるぞ
下にスクロールして「COUNTIF」を見つけるのじゃ
えっと…
あ、あったー!!
選んだら、関数の引数を入力する画面が現れるぞい
「範囲」と「検索条件」ってなってるよ
そうじゃ、まずは範囲を選ぶのじゃ
範囲にカーソルが選択されている状態で、算出したい範囲をドラッグするのじゃ
えっと…
この場合は…
C3からC9かな?
えぃ!
できたー!!
そうじゃ
ここで「$マーク」を付けておくとよいぞい
「$マーク」!
知ってるー、この前教えてもらったー!
でも、なんでー???
ふぉふぉふぉ、この後「欠席」の方も、同じような計算をさせるからのう
「$マーク」を付けておくとコピーしやすくなるのじゃ
さすが博士!
すごい、すごーい!
ふぉふぉふぉ
次に検索条件に「”○”」と入れるのじゃ
「”○”」…
「””」って、なーに?
数字の場合は、そのまま入れればよいのじゃが、
文字や記号を条件にする場合は「””」で囲ってあげる必要があるのじゃ
なんかよくわからないけど…
わかったー!
条件を入れた時点で、数式の結果に計算結果が現れるぞい
上手く計算できていない場合は、どこか間違えとる可能性があるということじゃ
うん、4ってなったから合ってるー!
そうじゃな
COUNTIF関数は、こうやって選択した範囲の中から条件に合う数を数えてくれるのじゃ
すごい、すごーい!
次に「欠席」の方も入力するぞい
まずは「出席」の計算式を入れたC11をコピーするのじゃ
右下の四角をドラッグして…
できたー!!
ここで選択範囲に「$マーク」を付けておくと、同じ範囲が選択されている状態になるのじゃ
付けてないとC3~C9がC4~C10になってしまうぞい
そっか、そういうことだったのね
そうじゃ
そうしたら、C12を選択して、計算式を修正するぞい
検索条件の「”○”」を「”×”」に打ち変えるのじゃ
えっと…
こうかな?
やったー!
3って計算されたよー!!
上手くいったようじゃのう
こうやって計算式を入れれば、出席表も簡単に作れるぞい
50人、100人と大人数になっても簡単に数えられるのじゃ
うんうん、すごい、すごーい!
博士ありがとう!
ふぉふぉふぉ、またいつでも聞きにおいで
ということで、また一つ賢くなったえみたん、Excelマスターに一歩近づいたでしょうか?
Excelというのは、使い方がわかってくるととても便利なアプリケーションです。
一つ一つ試しながら覚えていって是非活用してみてください。
J’s worksではパソコン全般、Microsoft Office製品(Word、Excel、PowerPoint)の使い方のサポートを行なっています。また、文書作成代行も承っております。
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